製本機がなくても大丈夫!製本機がない時の論文の製本方法

皆さんこんにちは!

自然科学研究科2年のS.H.です。

最近は数十年に一度の寒波が猛威をふるい非常に寒い日が続いていますね。

それと同時に学部4年生、修士2年や博士3年など卒業を控えた学生の皆さんにおいては1-2月は論文提出が求められる時期になっていると思います。

 

そんな皆さんには、

「印刷はしたのに寒波が凄すぎて大学生協が閉まり製本できなーい!!」

「提出間近になって病気にかかってしまい予定通り製本できなーい!!」

「提出ギリギリに印刷したら生協が閉まってしまい製本できなーい!!」

なんて事ありますよね?

安心してください。私もその一人です。

今回の修論提出で提出1週間前にインフルエンザに感染し、提出前日ギリギリに印刷を行いました。いざ提出当日に生協の製本機を使用して製本しようと思った矢先、寒波の影響で生協が閉まり製本をすることができなくなってしまいました、、、

 

どうしたらいいんだぁぁぁぁぁ!!!

 

絶望の淵に立たされながら九死に一生で製本するために試行錯誤した内容を皆さんにも共有できたらと思います!この記事を見れば製本機がなくても製本ができるようになります。

 

 

製本機がない時の製本方法

①背表紙だけは事前に購入しておく

背表紙だけはありとあらゆる未来を想定して提出期限前に事前に購入しておきましょう。

背表紙は生協に売っているものがおすすめです。値段も安く、綺麗に製本をすることができます。

 

②家庭用アイロンを準備

製本機の仕組みは熱で背表紙ののりを溶かし、論文と背表紙を接着するというものです。

製本機がない場合は、のりを溶かすための代用品として家庭用のアイロンをご準備ください。

 

③背表紙で論文を挟み背表紙部分にアイロンを当てる

いよいよ製本の開始です。論文を背表紙で挟みアイロンを当てます。

今回はアイロンを200 ℃に温め5分ほど背表紙を上下にスライドすることでのりが溶けました。

コツはアイロンをしっかりと固定することです。研究室の方や友人に協力を仰ぎアイロンを固定してもらいましょう。

時間や温度は様子を見ながら調整する必要があると思います!

 

④背表紙と論文を大量のクリップで留めて固定する

アイロンに当てた背表紙と論文をクリップで挟み固定します。

クリップが少ないと背表紙と論文の間に隙間が出来がちなので、大量のクリップで挟むことが綺麗な製本を行うコツです!

 

⑤寒波に晒し、のりを冷ます

クリップで挟んだ論文を窓の外に出してのりを冷まします。製本機が使えない原因となった寒波を利用して製本機が使えない恨みを晴らしましょう!

 

⑥完成!!

のりが冷めきったらいよいよ完成です!クリップを外し背表紙と論文がしっかり接着されているか確認しましょう!

ページを開いても外れなければ問題ございません!

 

どうにか製本をすることができ提出も無事に終わりました!

皆さんも人生において何が起こるかわかりません。事実は小説より奇なりです。

もし製本機が使えなくて絶望に打ちひしがれている方がいましたら今回の製本方法を参考にしてもらえたらと思います!

 

 

 

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