プログラミングについて知ろう!①

こんにちは!自然科学研究科のH.Hと申します。

現在は、生体情報に関する研究に取り組んでいます。

 

今回は、プログラミングについて解説したいと思います。

大学(特に理系の方)では、研究でプログラミングをする機会がある方が多くいらっしゃるかと思います。

 

この記事は、次のような方に向けて書いています。

 プログラミングに興味があるけど、よく分からない

 ☞なぜプログラミングは注目されているの

 ☞よく分からずプログラミングをしているけれど、プログラミングって何

 

プログラミングができると、勉強や研究でできることが広がります。

この記事がプログラミングに触れる機会になれると嬉しいです。

 

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フィールドワークのススメ(事前準備編その1)

こんにちは、現社研D2のY.Kです。

皆さんはレポート、論文、あるいは授業案のテーマを考えるとき、

何から手掛かりを得ているでしょうか。

文献から?ネットから?

ここでは、実際のフィールド(現地・現場)の出来事や場所から

テーマを考え、情報を集めるフィールドワークについて解説していきます。

特に今回は、フィールドワークを行うにあたって、どのような関心から調査を行っていくかを解説します。

※筆者は人文地理学出身です。内容が人文社会系に偏るとは思いますがご了承ください。

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アブラムシ is not DEAD

新大生の皆さんこんにちは!

最近体重が100kgに行ってしまいリザードンより重くなりました自然科学研究科2年のS.Hです🐷

 

私は現在植物病理学を専門に研究していますが、今回は私が実験で用いている

「アブラムシ」について記事を書いていきたいと思います!

もはや私の相棒とも言えるアブラムシについて記事を書けるなんて嬉しいですね〜

この記事を通して少しでもアブラムシに興味を持ってもらえたら嬉しいです!

 

〜コンテンツ〜

  • ①アブラムシってそもそも何?
  • ②アブラムシの被害
  • ③アブラムシの撃退法

の三本立てでお届けします!

 

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研究室を選ぶ ~充実した学生生活を送るために~

こんにちは!自然研1年 (農学部生物資源科学プログラム卒) のN.D.です!


皆さんは所属研究室をどのように決めますか?


研究室を選ぶポイントがよく分からない学部生の方も多いと思いますが、実際私もよく分かっていません (まだページを閉じないで!笑)。


しかし、大変ありがたいことに私の所属する研究室では毎年たくさんの方に研究室見学にお越しいただいており、その都度研究室選びの相談に乗っているため、研究室選びで皆さんが重視される点については熟知しているつもりです。


そこで、今回は学部生の方が研究室選びをどのように進めているのか、様々な例を交えながら紹介したいと思います。


最終的には皆さんが研究室を選択する時のヒントになれば良いなと思っております。最後までお読み頂けますと幸いです。

 

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<理系学生向け>評価が上がるグラフのポイント(基本)

こんにちは!

大学院で生体情報に関する研究をしている自然研のH.Hです。

 

普段レポートを作成する時に、グラフや図で結果を表すと思います。

皆さんはグラフを作る時、どんなことに気を付けていますか?

 

今回は、実験レポート作成に慣れていない人に向けて

グラフ作成における基本的なことを紹介したいと思います。

 

  • 1. グラフを作ってみよう!
  • 2. レポートでのグラフのポイント!

 

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論文の書き方について(前編)

こんにちは!

 

図書館学習サポーター・自然研D2T.Sと申します。

今回は少し難しい話をお届けしようと思います。論文の書き方についてです。

 

基本的に自分が出した研究成果を発表する方法は数々あります。

国内学会発表国際会議での発表特許出願論文出版など。

 

特に重要なのは論文を出版することではないでしょうか。新潟大学の博士後期課程では博士号取得要件に査読付き論文があることを求められます。研究費の獲得にも必要ですし、奨学金免除にも大きく寄与してきます。

 

しかし、論文を書くことはとても難しいです。

僕自身も一番最初の論文を執筆した時には難しすぎて博士後期課程への進学を断念しようと考えてしまったほどでした(現在は共著論文も含めて5報国際誌に出版されています)

 

なので、自分自身結構苦しんだ経験から、論文を書くのに苦しんでいる人たちに紹介した書籍や、それに基づくアドバイスをこのブログでまとめようと思います。僕自身現在は論文を書くことが割と楽しかったりもします。

 

それでは論文の書き方についてです。

 

論文は基本的に、

 

Title(タイトル)

Abstract(要約)

Introduction(序論)

Methods(方法)

Results(結果)

Discussion(考察)

General Discussion(総合考察)

 

7つに分けることができます。論文を書く際には、この7つそれぞれについてしっかり考えなければいけません。この要素の多さも論文を書くことの難しさを際立たせていると思います。このブログでは一つの指針を示すので是非参考にしてみてください。

 

では、一つ一つ見ていこうと思います。

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はじめて学ぶ「日本政治史」

はじめて学ぶ「日本政治史」

 はじめまして。図書館学習サポーターのN.です。


 この記事は、①「日本政治史」とは何か②なぜ「日本政治史」を学ぶのか③どのようにして「日本政治史」にふれるのか、の3点について書いています。各章毎に内容をまとめているので、気になる章から目を通してみてください。

1.イントロダクション:日本政治史とは何か 

 本記事の主題となる「政治史」は、政治学の一分野です。

 それでは「政治史」とは、どのような学問分野なのでしょうか。本学で開講されている「日本政治外交史」のシラバスでは、「『政治史』には、『政治過程の歴史』と『歴史的アプローチによる政治学』という2つの意味がある。両者は決して相反するものではないし、多くの『政治史』にはこの2つの要素が入っている」と説明されています*1

 以上のような明快な説明を、多少具体化すると次のように捉えることも可能です*2
 エルトンは、「政治史は、人間社会の過去の経験における動的な活動、しかも社会の組織的な面と直接的転換を有しているような動的な活動を、研究するのである。・・・(中略)・・・権力は政治史本来のテーマをなしている。」と述べています*3
 それでは、権力を扱うとは、具体的にどのような場面が想定されているのでしょうか。エルトンは、権力にかんする場面として、「獲得」、「行使」、「維持」の3つの場面を想定しています。

かくして、政治史は、第一に、ひとびとが権力を獲得しようとしたり、その権力を社会の内部で使用したりするさいのその方法を叙述する。すなわち政治史は、個個人が行う支配権闘争、支配権の維持と行使、組織(政党とか選挙)を通じての権力の達成、その他いわば歴史的新聞の第一面に載るようなあらゆる詳細について述べるのである。前掲『政治史とは何か』6頁。

 権力をめぐる政治現象は、国内のみで観測されるものではありません。それは国家と国家との間、すなわち国際政治の舞台においても同様です。

第二に、政治史は、各国内の政治とは区別されたものとしての、複数の社会の間で行われる権力行使、つまり(ふつうの言い方をすれば)国際政治を叙述するのである。前掲『政治史とは何か』6頁。

 以上のように政治史の対象は、あらゆる権力の「獲得」・「行使」・「維持」の場面と捉えることが可能です。

したがって、かつては事実上歴史書の全内容をなしていたさまざまな「事件」のかたまり、それが政治史の主題である。前掲『政治史とは何か』6頁。

 以上がエルトンによる「政治史」の説明です。それでは以上を踏まえると「日本政治史」をどのように解することが可能でしょうか。単にエルトンの議論を引照すると、日本政治史とは、日本の歴史における権力の「獲得」・「行使」・「維持」の場面を対象とする学問となります。この他にも、日本政治外交史を専門としている北岡伸一は、日本政治史を、「近代日本の政治権力に関する歴史的分析であり、政治権力を中心として見た近代史」であると定義しています。エルトンを引照したものとは異なりますが、ここでも権力を対象する視点は一貫していることが見て取れます。
 したがって本記事においては、エルトンの定義を北岡の定義が包含していると捉え、日本政治史とは、近代日本の政治権力に関する歴史分析であり、政治権力を中心としてみた近代史である、と解します*4
 それでは、以上のような性質を有する日本政治史を学ぶ意味とは何でしょうか。次章では、清水唯一朗・瀧井一博・村井良太『日本政治史』において提示されている、日本政治史を学ぶ意味を紹介します。

2.なぜ日本政治史を学ぶのか:日本政治史を学ぶ意味

 日本政治史を学ぶ意味はどこにあるのでしょうか。清水らは、次の3点を挙げています*5。①史実を学ぶという意味、②その方法を学ぶという意味、③政治を学ぶという意味である。これらの点について詳説すると、次のようになります。
 日本政治史にかかわる歴史上の基本的な事実とその相互の結び付き、変化が明らかにされ、現在の私たちのがどのような世界に生きているのかの歴史的見取り図が与えられる(①史実を学ぶ)。
 政治史には政治学と歴史学の側面がある。政治史に触れることにより、政治学における歴史的分析、歴史学における史料との関わりの両方に親しむことができる(②方法を学ぶ)。
 政治史を学ぶ、すなわち歴史から政治を学ぶことである。私たちは日々、政治との深い関わりの中で生活している。・・・・・・近代日本の歴史は政治の加害性を最も明らかなかたちで提示したし、災害後の救済や所得の再分配、防衛、公共財の提供など、政治にしかできないことも多い。私たちが生きる現代日本の政治体制は人権とデモクラシーによって基礎づけられている。それを日本の歩みを通じて理解することは、日本で生活する者のひとつのたしなみであろう(③政治を学ぶ)。
 以上の通り、本記事で示した日本政治史を学ぶ意味とは、①史実を学び、②その方法を学び、③政治を学ぶという3点です。
 次章では、日本政治史を学ぶ具体的な方法について紹介します。

3.どのようにして日本政治史にふれるのか:日本政治史を学ぶ方法

 ここまで読んで日本政治史に興味をもった人は、ぜひ日本政治史に触れてみてください。日本政治史に触れる方法は、大きくふたつ考えられるでしょう。ひとつは政治史を実際に描いてみることであり、もうひとつは政治史が描かれている研究に触れることです。前者に比べて後者の方がハードルが低いので、まずは日本政治史が描かれている研究に触れることをお勧めします。
 以下では、初学者向けの「日本政治史」にかんするテキストを①~⑤の計5冊挙げています。いずれも大学の図書館に所蔵があるため、容易に手に取ることができるものです。それぞれの本についての簡単な紹介文を、各URLの下部に書いたのでもし良ければ本を手に取る際の参考にしてください。
 なお、本章で紹介しているテキストの多くは、本学の日本政治外交史の講義でも参考文献として示されているテキストでもあるため、受講に際しての参考にもなると思われます。

① 北岡伸一『日本政治史:外交と権力【増補版】』(有斐閣、2017年)

 本書は、通史的テキストのなかでも比較的オーソドックスな記述が魅力のひとつです。副題に「外交と権力」とあるように、内政と外交の連関を重視する日本政治史外交史の伝統を伺える本でもあります。また本書は、日本政治史のスタンダードを示したとも評されています。

② 五百旗頭薫・奈良岡聰智『日本政治外交史』(放送大学教育振興会、2019年)

 本書は、日本の近現代史を、戦前史と戦後史にわけたうえで、さらにそれぞれを形成期と発展期にわけて叙述しています。本書を構成する各章は、通史的な性格を有するものと、テーマ史的な性格を有するものがあり、各章は前後の章との連続性を意識しつつ、最新の研究動向を反映した叙述となっています。

③ 清水唯一朗・瀧井一博・村井良太『日本政治史:現代日本を形作るもの』(有斐閣、2020年)

 本書は、ストゥディアシリーズの基本姿勢を引継ぎつつ、日本を通して世界をみることで、世の中がどう動いてきたのかを考える機会を提供しています。日本、特に高校における歴史や公民の学びの変化にも対応した内容となっているため、政治学・歴史学にかんする素養の涵養のみならず、高校と大学の政治・歴史教育を接続する側面も有しています。

④ 川島真・服部龍二編『東アジア国際政治史』(名古屋大学出版会、2007年)

 本書は、東アジアを「客体」ではなく「主体」として位置づけたうえで、東アジア国際政治を通史的に描き出しているところに特徴があります。東アジア国際政治の中で日本を捉えることにより、政治史が内政と外交の連関を重視していることなどを実感し、日本政治史に対する理解も高まることが期待できます。

⑤ Tetsuo Najita, JAPAN : The Intellectual Foundations of Modern Japanese Politics, the university of Chicago press, Chicago, 1974.

 本書はタイトルからもわかるように、国外の研究者が英語で日本の歴史を描いています。そして日本政治史を勉強したい日本語を母語としない読者や、英語で日本政治史を勉強した読者に手に取ってもらいたい1冊でもあります。またこれまでに挙げたテキストとは異なり、徳川政権期にかんする記述が厚いことも特徴のひとつです。

むすびにかえて

 これまでの内容を簡単に総括すると、次のようになります。

 ①「日本政治史」とは何か 
 ⇒ 近代日本の政治権力に関する歴史分析であり、政治権力を中心としてみた近代史

 ②なぜ「日本政治史」を学ぶのか 
 ⇒ ①史実を学び、②その方法を学び、③政治を学ぶため

 ③どのようにして「日本政治史」にふれるのか 
 ⇒ 日本政治史について書かれているテキストにふれる

 以上が、本記事の概要です。本記事を読んで、「日本政治史」に興味をもってもらえたら幸いです。

補論.さらに学びたい読者へ

 「3.どのようにして政治史にふれるのか」で取り上げた本を読んでさらに興味を持った読者は、次に挙げるテキストにも目を通してみてください。
 下記に挙げるテキストは、前掲したテキストに引き続き通史的テキストです。これまでに挙げたテキストと異なる点は、前掲したテキストよりも、①比較的詳細な記述があること、②より細かく時代を区分していること、の2点です。
 以下のテキストを読むことによって、日本政治史に対するさらに深い理解を獲得することが期待できます。
 なお、本記事で扱ったテキストを読んでさらに深く日本政治史を勉強したいと思った読者は、各テキストの参考文献などをたどって、さらに詳細で専門的な記述がある研究書にも目を通してみてください。

4.0.通史編

日本の近代シリーズ1-6

(※上記シリーズの2-5については、新潟大学のOPACの検索欄に「日本の近代 中公文庫」と入力して、検索してみてください。)

季武嘉也編『【新訂】日本近現代史:民意と政党』(放送大学教育振興会、2021年)

御厨貴・牧原出『日本政治史講義:通史と対話』(有斐閣、2021年)

4.1.明治期

北岡伸一『明治維新の意味』(新潮選書、2020年)

小林和幸編著『明治史研究の最前線』(筑摩書房、2020年)

筒井清忠編『明治史講義【人物篇】』(ちくま新書、2018年)

筒井清忠編『明治史講義【テーマ篇】』(ちくま新書、2018年)

4.2.大正期

筒井清忠編『大正史講義』(ちくま新書、2021年)

筒井清忠編『大正史講義【文化篇】』(ちくま新書、2021年)

4.3.昭和(戦前)期

筒井清忠編『昭和史講義:最新研究で見る戦争への道』(ちくま新書、2015年)

筒井清忠編『昭和史講義2:専門研究者が見る戦争への道』(ちくま新書、2016年)

筒井清忠編『昭和史講義3:リーダーを通して見る戦争への道』(ちくま新書、2017年)

筒井清忠編『昭和史講義【軍人篇】』(ちくま新書、2018年)

筒井清忠編『昭和史講義【戦前文化人篇】』(ちくま新書、2019年)

4.4.昭和(戦後)期

筒井清忠編『昭和史講義【戦後篇】』上・下(ちくま新書、2020年)

4.5.平成期以降

吉見俊哉編『平成史講義』(ちくま新書、2019年)

大嶽秀夫『平成政治史』(ちくま新書、2020年)

参考文献

  • 五百旗頭薫・奈良岡聰智『日本政治史外交史』(放送大学教育振興会、2019年)
    • 所在:中央館3F、請求番号:377//H93//312.1
  •  エルトン(丸山高司訳)『政治史とは何か』(みすず書房、1974年)
    • 所在:中央館3F、請求記号:201//E49
  • 北岡伸一『日本政治史:外交と権力【増補版】』(有斐閣、2017年)
    • 所在:中央館3F・法学部資料室(開架)、請求記号:212.1//Ki72
  • 清水唯一朗ほか『日本政治史:現代日本を形作るもの』(有斐閣、2020年)
    • 所在:法学部資料室(開架)、請求記号:321.1//Sh49
  • バーナード・クリニック(添谷育志・金田耕一訳)『現代政治学入門』(講談社学術文庫、2003年)
    • 所在:図書館3F、請求記号:311//C92(左記の所在にある本は、講談社学術文庫版ではなく、新評論から出版されたものである。)

 

 

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*1:授業情報「日本政治外交史Ⅱ(外交史)/ 日本近代外交史 / 特殊講義(日本近代外交史)/ Political History of Modern Japan II」(https://gakujo.iess.niigata-u.ac.jp/campusweb/campusportal.do?page=main&tabId=sy )最終閲覧:2021年12月14日。なお、「政治」や「政治学」に興味を持った読者は、岡義逹『政治』(岩波新書、1972年)、京極純一『日本の政治』(東京大学出版会、1983年)、久米郁男ほか『政治学【補訂版】』(有斐閣、2011年)、都築勉『おのがデモンに聞け:小野塚・吉野・南原・丸山・京極の政治学』(吉田書店、2021年)、バーナード・クリック(添谷育志・金田耕一訳)『現代政治学入門』(講談社学術文庫、2003年)、丸山眞男著、松本礼二編注『政治の世界 他十篇』(岩波文庫、2014年)などを参照。

*2:以下では、G.R.エルトン(丸山高司訳)『政治史とは何か』(みすず書房、1974年)における「政治史」一般にかんする記述を紹介する。

*3:G.R.エルトン(丸山高司訳)『政治史とは何か』(みすず書房、1974年)6頁。また権力については、なだいなだ『権威と権力』(岩波新書、1974年)を参照。

*4:北岡伸一『日本政治史:外交と権力【増補版】』(有斐閣、2017年)ⅱ頁。

*5:以下の記述は、清水唯一朗・瀧井一博・村井良太『日本政治史:現代日本を形作るもの』(有斐閣、2020年)ⅰ-ⅲ頁を参照。

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