男子大学院生が語る!「自炊のすゝめ」

皆さん!ご飯を食べるのは好きですか?

ですよね、私も大好きです!!

では、料理をするのは好きですか?

というか、自炊はしているでしょうか?

どうも!どうも!どうも!自然研 I.R です。

本日は

一人暮らし5年目の

自炊のすゝめ

について書いていきたいと思います。

 

さて、男子大学院生23歳独身の私がなぜ自炊を始めたのか?

それは「節約したかったから」

自炊と外食を比較しますと、多くの方が感覚的に自炊の方が安いと思うでしょう。

実際、目にみえる出費では自炊の方が安くつくと思います。学部1年生の時は外食ばかりしていた私ですが、その時の食費は月3万円程度かかっていました…

自炊に切り替えてからは月1.5万円程度で済んでいます。

そして目覚めました。料理の楽しさに。もともと、趣味という趣味がなかったこと、コロナ禍で時間を持て余したこと、節約したかったこと、某料理研究家の動画が面白過ぎて美味し過ぎたこと、などなど様々な要因はありますが、自炊の沼に入り込みました。

 

しかし!!自炊もいいことだらけではありませんよね。

① 料理だけでなく、買い出しから片付けまでとやることが多い

② 一人暮らしが故に食材や調味料を無駄にしてしまう

③ 水道光熱費がかかる

こんなデメリットを考えたら外食でパッと済ませる方が楽かもしれません。

ただ、僕は皆さんに言いたい。

「夜作れば朝や昼ごはんにもなるんだ」と

学部生の時は学食行ったり、ちょっと学外に行ったりとお昼も外食でした。コロナのせいもあり、学食に行かなくなり、研究室に配属されました。するとどうでしょう、ほぼ毎日と言っていいほどお昼ご飯を家では食べません。では、外食にするか。最近値上げですよね。極端な話ですが800円*20日でお昼1万6000円です。土日も外食、夜も外食となるといくらバイトしてても足りませんよね。だからせめて、お昼は安く済ませたい。「よし、カップ麺にしよう!」そしてカップ麺生活が始まり…お金、体のことを考えたらまだ、自炊の方が良さげですよね。夕飯で残ったおかずを持参する、お弁当にしちゃえばいいんです。まあ、お弁当とは言ってもタッパーにおかずとご飯を詰めたようなものですが、これがあるとお昼買いに行かなくても良いってのが楽ですね。いざ自分でお弁当作ると尚更感じることがあります。高校時代、お弁当を作ってくれた母親よ、ありがとう。

と、こんな感じに自炊をすれば

① 節約になる

② 朝、お昼ご飯にもなる

③ モテる

というメリットがあります。え、③は本当かって?では、一緒に考えていきましょう。料理できる人とできない人だったらどっちがいいか?どちらかと言われたら料理できる人の方がいいのではないでしょうか。ただ、できすぎるというのも問題です。実際、私の先輩は女性よりも料理ができてしまって恋愛対象にならないと言われたそうです😭

好みの問題なので難しいところですが、2択で考えればできるに越したことはないと思います。ここで、僕の好きな料理研究家のりゅうじさんがこれに回答してました。

前提として料理を振る舞うためには片方の家に行く必要があります。

*サークルなどでキャンプや合宿する機会があれば料理を振る舞えそうです!

そのため、まずは家に行ける関係性にならなければいけません。そう、ここに料理は関係ないのです!え、③は嘘じゃんってなってしまいますが、できるに越したことはないことや、逆に家に行き料理をして胃袋をつかめる点から嘘ではないと言わせていただきます。

つらつらと書かせていただきましたが、ここからは自炊をする際にぶち当たる壁と、それの解消方法を紹介していきます。

 

ではまず、壁について考えていきましょう。

 

調理器具を揃えることについて

パターンは3つあるかと思います。一個ずつ考えていきましょう。

①引っ越しの時に全て揃える場合

これはもう十分ですね。最強の家事マスター「親」の力を借りて一緒に揃えてしまえば基本的に料理に何が必要かわかりますから。

②最低限のみ持っていて徐々に揃えていく場合

僕はこれでした。基本。フライパン、鍋、お玉、フライ返し、菜箸、包丁、まな板の7点セットです。ここから足していったのは

シリコンスプーン、ボウル、ザル、耐熱ボウル、計量カップ、計量スプーン、ピーラー、キッチンバサミ、おろし金

になります。特にシリコンスプーンはおすすめです!!

③最低限すらない場合

「調理器具セット」と検索すればセットが出てきます!とりあえずこれを買ったり、親に聞いたりしてそれ買うのがおすすめですかね…

 

私がどのように器具を足していったか手順を追ってお話しします。

引越し時:親に聞き、どの調理器具があれば最低限いいかを考える

当時はどれほど自炊をするかは未定だったのでとりあえず最低限だけ買いました。

自炊の目覚め前:自炊頻度も高くはないが、意外と調理器具が欲しくなる

テレビなどで見かける美味しそうな料理を作るとなったら器具が足りないことに気づきました。大学近くのセリアで購入し、その場を凌ぎました。

自炊の目覚め後:料理研究家りゅうじさんのYouTubeを見るようになり、その動画で使われている調理器具を購入していきました。スキレットなどは耐熱ボウルで代用できるので汎用性の高いものを優先的に揃えました。友達に車出してもらってニトリに行ったり、万代のデコホームに行ったり、Amazonで購入したりと使える手段は存分に使いました笑

これはあくまで個人の見解ですが調理器具はちょっとお金を出したほうがストレスフリーに料理ができると思います!百均で購入したフライ返しよりもニトリで購入したフライ返しの方が食材がくっつかないなど、ちょっと高いものはそれなりにちょっとしたストレスは低減してくれます。お財布と相談ですね。

と、こんな感じで周りの力を頼って調理器具を揃えてみましょう。一回で全部買うと高いので「今度これ作ろ!」と思えた料理に必要な調理器具を徐々に揃えていくといいと思います。

買う食材を決め、買いに行くことについて

こちらもパターンを考えてみましょう。

①何を作るか決めて材料を購入

これが一番無駄のない買い物かと個人的には思います。ただ、最大の問題は作りたいものの材料が高い時ですよね。旬やお店によって価格は変わるので難しいところです。ただ、この買い物の仕方はすでに作るものが決まっているのでスムーズに買い物が終わるはずです。

②固定で材料を購入

これは私の友達がやっている方法ですが、毎食同じものを食べても苦にならない人にはおすすめです。キャベツしか買わないで、基本同じ食べ方をする。という食生活を送ります。買い物の時間は短く調理も慣れてとても早くなりそうです。冬は白菜オンリーで鍋一択という選択肢を取るのはアリですね。鍋の素で味は変えれるので。

③安い食材を購入(レシピは後回し)

これは私が行っている方法で、基本安いものを購入していきます。例えば、キャベツ120円、白菜100円、ネギ100円なら白菜とネギを買います。野菜は100円前後のものを購入と決めて買っていきます。お肉は基本安いものですが、たまに贅沢しようかなとなれば高い豚バラや牛肉を買ったりもします。

どのパターンにせよ、料理のために食材を揃える過程でレシピを考えたり調べたりします。そこで必要な食材を買っているわけです。

実際の買い物例を考えてみます。

料理研究家のりゅうじさんの無水カレーを作るとします。しかし、レシピの中には豚バラという高い食材が…このような場合は安い豚こまにします。バターも安いバター風マーガリンに変えちゃいます。こんな感じに、自分に合ったレシピに変えることでお財布の負担を最小限にしましょう。もちろん、レシピ通りに作るとすごい美味しいのですが、自己流に変えてしまっても美味しいはずです!!

では、どこで買うか?

幸い、大学周りにはスーパーがたくさんあって便利です。坂が多くて大変ですが、近さ的には立地はいいと言えるでしょう。車持ちの友達に乗せてもらえると最高なのですが、なかなかそうもいきません。スーパーでは食材を購入して、飲料は近くのドラックストアにするなどして道中の重さを調整するのがおすすめです。親にはパルシステムいいよとも言われたこともあります。選択肢はいろいろありますので、うまく組み合わせてみましょう。

食材を保存する

こちらは買い物頻度や材料、季節にも左右されがちですね。そこら辺を踏まえた上でお話しします。

買い物頻度が多い方はその時冷蔵庫に入る量だけ買って、賞味ないし消費期限に食べ終わるように購入していけば大丈夫です!お肉の期限を考えると2,3日に1回のペースになるかなと思います。

とは言え、おそらく週1~2回の買い物頻度の方が多いのではないでしょうか。ちなみに私は基本週1の頻度です。そんな私の保存方法は『冷凍』です。食材について①冷凍に向いているか?②どのように保存するかに分けて考えていきましょう。

①冷凍に向いているか?

冷凍できない・冷凍に向いていない食材の特徴は以下の通りです。

・水分の多いもの

・食物繊維の多いもの

・油分の多いもの

水分、食物繊維は特に野菜に言えることですが、食味の低下につながります。油分が多いと保存期間が短くなってしまいます。ものによっては生は向いてないが調理後なら可能という食材もあるので

冷凍できない食材13品と冷凍できるできないの見分け方を徹底解説! - 家事タウン

を参考にしてみてください。他にも検索すると出てくるので情報を駆使しましょう。

②保存方法

冷凍可能→冷凍庫に入るサイズにし、ラップで包んでジップロックで保存。面倒でなければ、日付を書くといつ保存したかがわかり、美味しいうちに食べることが可能です。お肉はパックのまま保存するのはNG!などとサイトには書いてあります。この通りにやるのがおすすめです!!!ですが、正直パックのまま保存してしまうことも多々…個人的には自分の負担になりすぎないようにすること、短い期間で使えるのであれば楽することを考えて保存してみてください。野菜は切らないと冷凍庫に入らないので切って冷凍します。そうすれば解凍したらすぐ使えるようになるのでおすすめです。

冷凍保存不可→冷蔵庫での保存or常温保存になります。野菜によっては日持ちするものもありますので知っておくと便利です。このサイトにまとめてありますので参考にしてみてください!一人暮らしの多くの方は野菜室のある冷蔵庫はないはずです。私も基本的には冷蔵庫保存で、土に埋まっている系の野菜は常温保存してます。冬は比較的気温も低いので保存にはゆとりが出ますが、夏は冷蔵庫に入れないと悪くなってしまいますので、季節に応じて買うものや量を工夫するのがいいと思います。

料理する

さて、ここが自炊の本題です。工程はたくさんあるようで意外と単純なものです。

①材料を切ったり剥いたりと形を変える

②食べられるように茹でたり焼いたりする

③味つける

大きくこの3つの工程になります。

①について、包丁とまな板が活躍しますが、皮剥きはピーラー、みじん切りはブンブンチョッパーを使うなど便利グッズもあるので活用するのがおすすめです。調理順は先に野菜、次にお肉がおすすめです。野菜を切る間に電子レンジでお肉を解凍できるので。ただ、まな板を使い分けることや加熱すれば気にしなくても良いなどの意見もありますので、信用できる情報を採用してください。解凍も流水解凍や学校行く前に冷蔵庫に移して解凍など方法がたくさんあります。電子レンジは早くておすすめですし、朝忘れなければ冷蔵庫に移して解凍も楽です。いろいろ検索しても良し、親に聞くのも良しです。

②について、フライパンや鍋が活躍しますね。時短で電子レンジもおすすめです。沸騰したお湯を使う場合には先にケトルで沸かしてから使うなど時短テクニックは多くあります。

③について、料理の要である味づけは最後に来ることが多いと思います。手が空いた時間に調味料を混ぜておくなどすると焦らずに済みます。

私の場合は①~③は基本、レシピの動画やYouTubeを見て動画を止めながら一緒にやっています。調理器具の火の通り安さで調理時間などに差が出ますが、どの程度になったらOKかなどは記載もしくは言ってくれるのでそれを参考にしています。

片付ける

料理が終わってしまえばあとは食べるだけです。しかし、食べるとなると食器を使います。するとどうでしょう、いつの間にか洗い物が増えています。これが一番厄介ですね。料理の合間に洗い物をする、まとめて一気に洗い物をするの2パターンありますが、おすすめは食べる前と後に1回ずつ洗い物をすることです。そして食器は極力使わないようにできると洗い物が少なくなります 。

食べる前の洗い物:調理の過程で出た器具など。皿に乗せる前に洗うのでフライパンなどはまだ洗えません。

食べた後の洗い物:フライパンや食器など。この時にお弁当に詰めたり、冷蔵庫に入れたりと調理したものを保存しましょう。

2回洗い物をしなくてはいけませんが、そもそもシンクが狭く分けないと洗えない現状です…正直、お腹がすごく減った時などは洗い物はやらずに食べてしまいます。その時の洗い物量と自身の状況で決めちゃってください。

洗い物を減らす方法として、食器を極力使わないことも可能です。実際、私がやっているものをいくつかお伝えします。

・鍋敷を買ってフライパンや鍋をそのままテーブルに出す(大皿代わり)

・味見したスプーンや箸で食べる

・丼やワンプレートに盛り付ける

・下ごしらえはボールでなくポリ袋を使う

使い捨てにする、使い回すなどを意識すると洗い物は減らすことができるはずです!

 

まとめ

今回は料理をするときにぶち当たる壁にどう対処しているかをお示ししました。こんなこと書いてますが、外食も結構してます笑

だって、外食美味しいもん。

なので皆さんも「あ、最近お金使い過ぎたな」とか「時間あるし暇だから自炊でもしようかな」とか、軽い気持ちで単純な理由で自炊してみてください。自炊めっちゃ楽しい!となれば嬉しいですし、やっぱ自炊面倒だ!となればその気持ちも大いにわかります。ただこの記事がきっかけで少しでも自炊が身近なものになれば嬉しいです。

参考資料

guides.lib.kyushu-u.ac.jp

 

ササッとつくれて、ちゃんとおいしい!ひとり分おかず160 | 新潟大学附属図書館 OPAC

自炊のトリセツ : おいしいごはんの法則 | 新潟大学附属図書館 OPAC

週3レシピ : 家ごはんはこれくらいがちょうどいい。 | 新潟大学附属図書館 OPAC

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